キャリアを活かす、伝える

建設現場で30年以上に渡り施工管理の仕事を続けているプロフェッショナルたち。『道端組』という新天地へ移り遭遇したあれこれは“想定内”だったのか、それとも“目からウロコ”だったのか……。率直な感想を織り交ぜつつ、業界を知り尽くした50代4人が、居酒屋本音トークを繰り広げました。建設業だからこその魅力を感じ取ってみてください。

  • 土木工事部 施工管理
    青木さん

    平成23年度入社、7年目

  • 舗装工事部 施工管理
    森田さん

    平成23年度入社、7年目

  • 土木工事部 施工管理
    依田さん

    平成27年度入社、2年目

  • 土木工事部 施工管理
    田中さん

    平成27年度入社、2年目

続けてきたからわかる
仕事でしか味わえない喜びがある


青木

今日は、中途採用組50代おじさんの“本音を言うぞ!会”ということで、場所は居酒屋です。なぜ『道端組』へ来たかは置いといて、来てからの感想を聞いてみようかな。


森田

僕がカルチャーショックを受けたのは施工計画書のレベルの高さ。初めて行った現場で見せてもらったら、文字だけでなく図やイラストがたくさん入っていてものすごく見やすかった。これはすごい!とびっくりした。


田中

ムカツクくらい完璧な書類を作る者もいるしな~。

一同

(笑い)


田中

僕はこれまで、1人で現場を管理する事がほとんどだったけど、ここではバックアップしてくれる人をつけてくれてありがたい。ただ、まだうまく使えないことが目下の課題。技術的なことは何年やっててもずっと勉強だし、まだここでは実績を残せていないので、これからかな。


依田

確かに他社だと2人でやるような現場でも、ここは4人くらいの体制だから、ありがたい。人員の余裕は、心の余裕にもつながっていくので、現場での安全面の強化や、創意工夫などにも力を入れることができる。


青木

私が前から聞いていたのは、『道端組』は新しいことをやっているということ。建設業界は結構保守的だけど、ここではICTなど新技術にチャレンジしている。それから、情報の共有化が進んでいるのもすごいと思った。ある現場で事故があったとき、“全員集合!”の指示があり、そこで、事故の状況と原因の説明があって、みんなで今後の防止策を話し合った。それぞれが当事者になって考えるというのはカルチャーショックやった。あと、みんな仲がいいというものあるね。


森田

みんなフレンドリーで、現場事務所の雰囲気もいいもんね。こんなふうに飲み会があったり、打ち上げがあったり。


依田

検査が終わったときとか、何かのきっかけで飲みに行こうかとか、たまにあるのがいいね。下請けさんとか協力会社の人とはそういう席でしか話せないこともあるし、それらを聞けるいい機会かな。


青木

うん、僕は前から打ち上げはやってた。自分が飲むのが好きやし(笑)。


依田

おっ、雨が降ってきた。


森田

我々、やっぱり雨には敏感ですな。


依田

ほんと、職業病。特に河川工事をしてるときは、増水して斜面が崩れてないかとか、気になりますよね。


田中

うん。まぁ降ったら後の祭りなんやけどな。


依田

雨の夜中に電話がかかってくると絶対・・・・・・(苦笑)


森田

いい思い出はないね、雨は。


田中

いい思い出はないです。僕らの仕事は水との闘いみたいなもんや。


依田

水を制するものは土木を制す。

一同

おお――――!


森田

ほんと、水との闘い。崩れないようにしても崩れる。


田中

最悪の状態を想定して仕事するのが一番いいんやけど、それはコストがかかるし、そこら辺りの見極めが難しい。


青木

図面どおりに完成させるまでにはいろんなやり方があって、それを判断するのが技術者の役目。例えば水を制するために、こういう場合はどうすべきか、という知識がないと現場の施工管理はできない。今の若い子は、何事もなければ図面どおりにできる。だけど、想定外のことが起こったときに対処する知識がない。それは経験によって身につくもので、ICTに頼っているだけでは得られない。その点、中途採用の人間はそういう経験を豊富に持っている。


森田

マシンコントロールが上手にできても、次の日、雨が降って崩れましたではあかんもんね。


依田

古い技術と新しい技術をうまくミックスさせていくことが必要ってことで、僕らの経験を若い世代へ伝えていかないとあかん。


青木

そう。その前提として、バイタリティのある若い人がきてくれるといいな。やる気がある人。


森田

この業界は結構個性の強い人もいるから、バイタリティは大事。


田中

確かに建設の世界は独特の環境やから、誰でもついてこれるわけではないと思う。でも、そんなこと言ってると、来る子がいなくなる。魅力ある業界にせんとあかん。


森田

ついてこれないというのは、残業があるとか、もっと休みたいとかいうのが理由かな。


田中

そういうのもあるかもしれんが、一番の理由は、1億とか2億の工事の管理を任されること。それだけのお金を預かって工事を完成させる、その責任のプレッシャーに耐えられないということやと思う。


森田

そういう点から見ると、案外のほほ~んとしてる子の方が続くみたいやな。神経が太い子というか。


田中

そう、何回言っても覚えん子やなーというのが案外残る。すぐできなくても、繰り返すことでできるようになるんやから、やめずに続けることや。俺、すっげーカッコいいこと言うてる(笑)。

一同

(笑い)


青木

経験してきた人間から言うと、1億、2億の仕事を任されているからこそやりがいがあって、ある意味、面白いというのはある。「2億円の現場を頼むぞ」といわれたら、自分が2億円のお金を握っているのと同じ。いわば社長やからね。プレッシャーもあるけど、どう進めていくかは自分次第。


森田

うん、責任を背負う覚悟を持つということが面白さにもつながってくる。あと、この仕事をやっていて良かったことは、自分が造ってるもの、例えば道路ができたらそれを子どもや孫に見せられることだね。あと、子どもは機械、特に重機が好きなので、それも見せてやれる(笑)。


依田

うちの子は僕の仕事にあまり関心ないみたいやけど、でも、とにかく実際やってみないことには仕事の魅力はわからんからね。


田中

この仕事をやってきてよかったなと思うのは、やっぱり工事が終わって完成したとき。無事竣工できてよかった!という実感、達成感や。これはみんないっしょやと思う。

一同

いっしょ! いっしょ!


依田

一番はそこやね。竣工!工期にちゃんと間に合って、満足のいく仕上がりで完成したときの達成感。その実感を味わいながら、みんなと打ち上げをする。そこに尽きる。ただ、途中に事故が一つでもあったらそうはいかない。この仕事は普通にうまくいくことが最高という世界かな。

一同

うん、うん


青木

長年この仕事をやってきて喜びを感じる瞬間というのは、現場が変わっても、会社が変わっても同じ。縁あって『道端組』にきたことで、これまでの経験を活かし、この仕事の醍醐味を味わわせてもらっている。中途採用の我々を温かく迎えてもらってありがたいね。


依田

人員体制とかさまざまな面で何の心配もなく働ける環境がありがたい。人に優しいというのが、いろいろなところから感じられる。


田中

僕らみんな経験が長いので、業界のいろいろなことを見てきた。その上で、今の環境は本当に恵まれていると思う。若い人で、建設の仕事に興味があるんやったら、『道端組』へきたらいいと思う。


青木

本当のやりがいとか面白さがわかるのは、いろいろなことを経験してから。続けないことには、仕事の面白さにたどりつけない。続けられるかどうかは、自分自身の気持ちも大事だけど、職場の環境も大事。その点『道端組』なら間違いないと思う。我々おじさんのいうことに間違いない(笑)。

一同

間違いない!(笑)